【個人事業主必見】会計ソフトってなに?会計ソフトのメリットを税理士が解説

フリーランスの始め方

個人事業主専門の税理士として生きております、ダックスです!

個人事業主になりたての人が一回は考える

「会計ソフトって使った方が良いの?」

という問題。

めんどうなお金の管理を、全部自分でしなくてはいけないのが個人事業主

多くの個人事業主は

「会計ソフト」

という言葉を一度は聞いたことがあると思います

しかし、いきなり会計ソフトと言われても

  • ん?会計ソフト?なんそれ?
  • 会計ソフトって使った方がいいの?何が良いのかよく分からん。

という人も多いのではないでしょうか?

私自身も昔は「会計ソフトってなに?」という状態でした

会計ソフトを知ってからも「Excelでいいじゃん」と、実際にExcelでお金の管理をしている時もありました

しかし、実際に会計ソフトを使ってみた結果

「これは使った方がいいわ」

という結論になりました

ダックス君

会計ソフト、便利すぎたわ。

というわけで、当時の自分と同じように

  • 会計ソフトってどんなもの?
  • 会計ソフトを使うとどんな良いことがあるの?便利なの?

と思っている方に対して、個人事業主専門の税理士をしている自分が

初心者の方でもわかるように、会計ソフトについて丁寧に解説していきます

「会計ソフトは便利って聞いたけど、なんとなくExcelで帳簿つけてるよ」という方も、是非一度目を通して頂けると嬉しいです!

ダックス君

お金の管理をしっかりしたい個人事業主はぜひ見てほしい!

そもそも会計ソフトってなに?

会計ソフトとは

「日々のお金のやりとりを効率的に管理・集計してくれるツール」

のことです

個人事業主になると

  • 商品の仕入代金の支払い
  • テープやボールペンといった消耗品の購入
  • 売上の入金
  • 税金の支払い

と多くのお金が動きます

お金のやりとりを会計ソフトに入力することで、日々のお金の流れを見やすく整理することが出来るのです

正直、お金の管理はExcelでもやろうと思えばできます

しかしExcelでのお金の管理は、かなりの時間と労力がかかります

この時間と労力を削減できるのが「会計ソフト」なのです

個人事業主(フリーランス)が会計ソフトを使うメリット

「会計ソフトを使うと私にはどんな良い事があるの?」

っていう人も多いかと思うのでメリットをまとめました

メリット① 日々の帳簿づけが楽になる

会計ソフトの一番のメリットと言えるのが「帳簿付けの自動化」です

銀行口座やクレジットカードを会計ソフトに連携しておくことで「自動」で帳簿を付けてくれます

ダックス君

1件1件を手入力しなくて済むよ!

AIが銀行口座やクレジットカードの履歴から

「この支払先は交際費だな」

と判断してくれるのです

しかもAIは過去の入力履歴をもとに学習していくので、どんどん精度は高くなります

手入力しない分、入力ミスや転記ミスを防げるのも大きな利点です

メリット② 確定申告が楽になる

会計ソフトを使えば、税務署に行かずに申告することが出来ます

紙での申告ではなく、「電子申告」という方法ですね

確定申告時期には税務署も混雑しています

待ち時間もかかってしまうので、税務署での申告はオススメしません

ダックス君

確定申告は、税務署に行かずに電子申告が一番だよ!

帳簿のデータも自動で申告書に反映してくれるので、わざわざ転記する必要もありません

会計ソフトが説明してくれる通りに進めていくだけで申告完了です

確定申告の負担軽減のためだけでも、会計ソフトを利用する価値はあります

メリット③ 経営の管理がしやすい

会計ソフトは経営管理の手助けをしてくれます

会計ソフトの中には帳簿をグラフ化してくれるものもあって、お金の流れを把握しやすくなります

例えばマネーフォワードの場合は、

このように月別の経費の内訳を自動で作ってくれます

Excelで帳簿を付けた場合は、こういうグラフを作ろうとすると一苦労です

グラフ化することで、何にお金を使っているのかが一目瞭然です

ダックス君

会計ソフトは確定申告だけでなく、経営管理にも役立つよ

メリット④ 簿記の知識がなくても帳簿がつけられる(ある程度)

会計ソフトを使えば、簿記の知識がなくても帳簿をつけることができます

例えば、マネーフォワードでは

上記の入力画面を入力していけばOKです

しかし、簿記の知識がないと完璧な帳簿とは言いにくいです

ですがある程度の帳簿は出来るので、

「簿記はよく分からないけど、帳簿はちゃんとつけたい!」

って人にはオススメです

簿記については以下の記事で書いているので、気になる方は見てみてください

個人事業主(フリーランス)が会計ソフトを使うデメリット

会計ソフトを使うことでメリットもある一方、当然デメリット(悪い点)もあります

デメリット① コストがかかる

会計ソフトは無料のものもありますが、基本は有料です

クラウド型とインストール型の2種類が会計ソフトにはあります

今はクラウド型が主流で、クラウド型の料金は目安として月額1,000円~5,000円程度です

お金はかかりますが、そのコストより受けられる恩恵が大きいので私は会計ソフトをオススメしています

これはもう個人事業主とやっていく上で避けられない経費だと考えてもらっても良いと思います

ダックス君

会計ソフトは必要経費!

デメリット② 会計ソフトへ慣れる手間が必要

会計ソフトを使い始めた当初は、操作に慣れるのに時間がかかります

帳簿を付ける方法も複数あったりして、自分はどうすればいいのか分からないという事も多々あります

しかしそういう時は、多くの会計ソフトではチャットサポートや電話サポートがあるので安心です

また、freeeやマネーフォワード、弥生会計といった会計ソフトは利用者も多いのでググれば大抵解決します

最初は慣れるのに大変かもしれませんが、デメリットとしては弱めです

まとめ:個人事業主(フリーランス)が会計ソフトを使うメリット多数!使った方がいい。

会計ソフトは「日々のお金のやりとりを効率的に管理・集計してくれるツール」でメリット多数です

  • 1 日々の帳簿づけが楽になる
  • 2 確定申告が楽になる
  • 3 経営の管理がカンタンにできる
  • 4 簿記の知識がなくても帳簿がつけられる

コストがかかるというデメリットはありますが、コストに見合った便利さは得られると思います

以下のような人は、会計ソフトを使った方が良いです

  • これから個人事業主(フリーランス)になる人
  • 帳簿を付けるのが面倒で嫌いな人
  • お金の管理をしっかりしたい人

会計ソフトを導入して、楽しい個人事業主ライフを!

以上!

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